浦和ラグビースクール(以下URS)は、ラグビーを通じて子供達の健康な身体と精神を育成したいとの思いから1984年、代表の飯塚博明氏を中心に12名の児童と3名のコーチで発足しました。
子供達の中には色々な体格や運動能力の子がいます。ラグビーでは、それぞれにふさわしいポジションがあり、ルールに基づきそれぞれの持ち場で精一杯努力し、お互いに助け合うことで参加する全ての子供がゲームを等しく楽しむチャンスを得ることができます。
それがラグビーというスポーツの素晴らしさです。「ラグビーは少年を大人にするスポーツである」と言われます。また、ラグビーを通じ相手を敬う気持ちやフェアプレー、ノーサイドの精神など子供たちが成長していく上で、また日々生活していく上で必要な様々なことを体感できるスポーツです。
一人でも多くの「ラグビーの好きな子供を育てる」という考えのもと、URSでは日頃の練習だけでなく合宿、遠征などの行事においても、準備から後片付けに至るまで全て指導者自らが行う自主運営を基本として活動しています。
子供は、自分自身の喜びや楽しみのためにラグビーに参加しているのであり、親や指導者の喜びのためでないことを忘れてはなりません。
全ての子供がゲームに出場し、純粋に楽しむ場を提供すること、子供達の成長を見守る姿勢を持ち続けることこそ指導者の役割と考えています。
URSではスクール生ならびに指導者を含めた全員が平等に会費を納めています。さらにURS創立当時の命名にも由来するのですが、「スクール」の名にこだわったのは、ラグビーを通じて「学習」するという強い思いと子供達に教える以上、「学習」することは指導者の責務であると位置づけています。
URSは、父母会を設けておりませんが、保護者の皆様に三信条をご理解していただくことでスクール活動が成り立っています。
創立当時から受け継がれるURSの三信条を再確認すると共に、子供たちのために子供達を中心とした浦和ラグビースクールに関わる私達は、ここに「浦和ラグビースクール憲章」を制定いたします。
子供たちが安全に、そして楽しくラグビーをできるように全てのコーチが、グラウンドや天候などの状況に気を配って最大限、安全に配慮した練習を行います。
就学前から中学生まで、子供たちの運動能力の習得時期は年齢によって異なります。
その年齢時期に最も発達する能力に合わせ、子供たちの潜在能力を伸ばすように心掛けています。
単にラグビー技術を一方的に教えるのではなく、子供自身が考えて自ら答えを出すことができるようなコーチングに徹する努力をしています。
子供の成長は、十人十色で様々です。発育途中である子供達の長所を最大限伸ばすことが出来るのがラグビースクールであり、身近にいるコーチと考えております。
欠点を矯正することよりも、長所を伸ばしていく指導を心掛けています。
ゲームには全ての子供が出場してラグビーを楽しんでもらいたいと考えています。
決して勝利至上主義に陥らず、子供のスキル向上を目指してその結果、ゲームに勝利する事が出来れば良いと考えています。
幼児や小学生の低学年などでは、鬼ごっこや相撲といった遊び的要素を多く取り入れた練習プログラムになる様にして楽しい雰囲気の中で、知らず知らずのうちに身体能力を高めるように工夫しています。将来のある子供たちだからこそ、スポーツ障害のないように細心の注意をはらい、ノビノビとした伸びしろのたっぷりある子供に育って欲しいとの願いを込めた指導が大切と考えています。
浦和ラグビースクールでは、「コーチも含め全員がスクール活動を通じて常に学んでいる」の考えのもとにコーチとなる指導者には、財団法人日本ラグビーフットボール協会主催のコーチ講習会などにも積極的に参加し、子供たちにより良い指導を出来る様に常にコーチングスキルの向上にも努めています。
浦和ラグビースクールのコーチ陣を紹介いたします。
コーチになりたい方も随時、募集しておりますので各カテゴリーのリーダコーチまでご相談ください。